【詩】まっすぐに

まっすぐに 流れ星流れたよ キラキラ星が笑う その中を ただまっすぐに おもいは届くのかな キラキラ音が響く その中を ただまっすぐに

【詩】今夜倒れた命の光

今夜倒れた命の光 今夜倒れた命の光は 夜空の星の光となる 命の数だけ光が灯る 光の数だけ命が灯る 今夜生まれた命の光は 夜空の光に見守られ 小さな光を逞しく 豊かな光に変えていく

【詩】ひとつのタネから始まる物語

ひとつのタネから始まる物語 花がここで 芽を出すときも 雨がここで 葉っぱを濡らすときも 僕がここで 思い切り 息を吸う今も それらは全て ひとつのタネから始まる長い長い物語の一部 さぁ伸びてゆけ タネは大きく膨らんで創り出した こんなにも愛すべき世…

【詩】星つなぐひと

星つなぐひと むかし むかしの 夜のこと 丘の 上で 少年が 一人 まっすぐ 立っている 一人 まっすぐ 空をみる そして 瞬く 星たちを ひとつ ひとつ 少年は 線で 繋いで 描き出す 僕らの 星空 描き出す 大きく ひかる 星たちも 小さく ひかる 星たちも ひとつ…

【詩】それだけ

それだけ 一つの幸せ 一つの笑顔 一つの感動 一つの強さ それだけでいい いくつもの 悲しみや 涙も 失望も 弱さも それだけで 晴れてゆく あなたの笑顔 花咲く感動 踏み出す強さ 今生きる幸せ それだけで 磨かれてゆく 魂は 明日の世界を 明日の私を 美しく …

【詩】気持ちいろいろ

気持ちいろいろ 楽しいね 楽しい色は 明るい黄色 優しいね 優しい色は 柔らか緑色 怒ってる あなたの色は 激しい赤色 悲しいね 涙の色は 冷たい水色 ありがとう 私の心は 幸せなピンク色 きれいだね 夕焼け色は あったかいオレンジ色 2024年3月29日

【詩】春のワルツ

春のワルツ 風が織りなすリズムに乗って 小川は優しい波立てて ほとりで可愛い小鳥のダンス いち、に、さん に、に、さん・・・ ふんわり明るい青空も ひらひらきれいな花びらも みんな優雅な三拍子 いち、に、さん に、に、さん・・・ 楽しく弾んで 笑顔は…

【詩】星のみんなへ

星のみんなへ いつか星になりたいんだ 何億光年はなれていても 見えるくらいの 明るい星になりたいんだ 宇宙にひかる 無数の星たちは 一つの明かりを目指し いつか一つになれる 今もきっと どこかに 助けを呼んでる 星がいる でも宇宙は その声を 響かせては…

【詩】黒猫ミャー子

黒猫ミャー子 黒猫ミャー子は 町一番の のんきな猫 寝ぼけた顔で 港に寝そべ 朝日を浴びて 大あくび 黒猫ミャー子は 町一番の 冷たい猫 大好物の 煮干しをあげても お礼も言わずに そっぽ向く 黒猫ミャー子は 町一番の 速い猫 細い裏道 追いかけっこは 子ど…

【詩】祈りの歌

祈りの歌 さえずる 小鳥のように 街を抱く 淡い空のように いとおしく 限りなく 雨が落ちて 芽生える 緑のように 当たり前に 美しい そんなふうに 歌えたらいいな きみと 歌えたらいいな 街角の セミのように 公園の 無邪気な声のように せわしなく きらめい…

【詩】おとなこども

おとなこども おとなになりたい でも おとなってなんだろう 大きくなれば ぼくもおとな? 働いてお金を稼げば ぼくもおとなに なるのかな こどもに戻りたい でも こどもってなんだろう 毎日遊べるって しあわせだな でも今だってときどき じぶんはこどもみた…

【詩】夜空の鏡

夜空の鏡 夜の海 ぼーっと浮かぶ 月があり その姿はまるで 磨かれた鏡 麗しき歌と 夜凪の 静かな伴奏が 聞こえる 光の歌で 冷たい空に 祈りを捧げ 揺れ動く雲に 癒しを与える 聴くのだ 月の奏でを 2024年3月13日

【詩】あなた

あなた ひとりひとりに家があり ひとりひとりにふるさとがある ひとりひとりに過去があり ひとりひとりにあしたがある ひとりひとりが寄り添えば ひとりひとりが繋がれば みんなになれば… ひとりひとりに家族がいて ひとりひとりに命がある ひとりひとりに夢…

【詩】風の行く先

風の行く先 空はなんで青いの? 海はどこまで続いていくの? 星はなんで光るの? 恐竜はホントにいたの? 人は死んだらどこへ行くの? その答えは きっとあるさ 風の行く先に なんで今日も 目を閉じると溢れるよ 涙が でもママが 僕を笑って抱きしめた 胸が…

【詩】歌に生きる

歌に生きる 歌う それは 生きること 生きる それは 歌うこと 生きるそばに いつも 歌をもって 歌う中に いつも 命をこめて そして歌う 歌に生きる 私は歌う 歌が 迷うことのない意志 命枯れるまで 私は歌う 私は生きる 歌が満たした 「生きる心」 「生きる」…