【詩】ひとつのタネから始まる物語

 

ひとつのタネから始まる物語

 

花がここで 芽を出すときも

雨がここで 葉っぱを濡らすときも

僕がここで 思い切り 息を吸う今も

それらは全て

ひとつのタネから始まる長い長い物語の一部

 

 

さぁ伸びてゆけ

タネは大きく膨らんで創り出した

こんなにも愛すべき世界を

そして芽吹き

いつか空に花を咲かすだろう

 

それらは全て宇宙の物語

ひとつのタネから始まる物語